ごあいさつ
私は医師になり十数年、大学病院や地域の中核病院などで診療・研究を行ってきました。コロナ渦以降、「せき」の患者さんが増えたのを肌で感じてきました。私は2児の父親ですが、長男が幼いころからぜんそくを持っています。ぜんそくによるせきは特に夜間から明け方にかけてひどくなることがあるため、風邪を引いて発作が出てしまうと眠れなくなることもしばしばで、少しでも早く楽にさせてあげたいという気持ちが強くなります。
2022年のデータによると、日本全国の届け出「医師の数」が343,275名※1なのに対し、呼吸器専門医数は7,359名※2と、患者さんのニーズを鑑みても呼吸器専門医の数が圧倒的に少ないのは明らかです。そこで私は「呼吸器の専門的な診療が身近に受けられるクリニック」を作り、「せき」などで困っている患者さんが気軽に受診できるようにすることで地域医療に少しでも貢献できるのではないかと考えるに至りました。
呼吸器専門医として「ぜんそく」や「COPD」、「睡眠時無呼吸症候群」などといった呼吸器系疾患の診療を行うことはもちろん、総合内科専門医として様々な症状へも幅広く対応が可能です。高血圧や高コレステロール血症、糖尿病といった生活習慣病への診療も行います。
また、「せき外来」と「発熱外来」も開設し、出入口から完全分離し診療いたします。内科の受診でよいか分からない方も、まずはお気軽にご相談ください。スタッフ一同真摯に対応いたします。このクリニックが患者さんにとって少しでも身近で頼れる存在になることができましたら幸いです。
※1 厚労省発表「令和4(2022)年 医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」より引用
※2 一般社団法人日本専門医機構「日本専門医制度概報【令和4年(2022年)度版】より引用
院長 伊藤 晶彦(いとう あきひこ)
略歴
2010年 | 日本大学医学部医学科卒 |
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2010年 | 東京慈恵会医科大学附属病院 初期研修医 |
2012年 | 東京慈恵会医科大学附属病院内科学講座呼吸器内科入局 |
2022年 | 東京慈恵会医科大学大学院医学研究科医学系専攻博士課程卒 |
これまでに東京慈恵会医科大学附属病院、東京慈恵会医科大学附属第三病院、埼玉県立循環器呼吸器病センター、富士市立中央病院、厚木市立病院、町田市民病院にて常勤医として勤務
資格
- 医学博士
- 日本内科学会 総合内科専門医・指導医
- 日本呼吸器学会 呼吸器専門医・指導医
- 難病指定医
身体障害者福祉法第15条指定医(呼吸機能障害)準備中
所属学会
- 日本内科学会
- 日本呼吸器学会
- 日本アレルギー学会
- 日本禁煙学会